「日本と岩国を愛し、未来へつなぐ」〜想いをカタチに、つながりで未来を創る〜
岩国一万人の会では、以下の3つを理念として活動しています。
1. 日本・岩国に誇りを持ち、伝統をつなぐ
今の日本には、自分の国やルーツに誇りを持てない人が本当に多いと感じています。
学校では神話や先人たちの想いに触れる機会が少なく、
社会に出ても、目に見えるものや数字ばかりが重視されるようになってしまった。
でも、日本という国は本来、もっと奥深くて、美しくて、精神性に満ちた場所です。
目に見えないものを敬う心。
自然と共に生きる感覚。
八百万の神様がいるという世界観。
そういったものを、僕は“古くさい文化”なんかじゃなく、“日本人の誇り”だと思っています。
そして、そういう精神性は岩国という土地にも強く残っていると感じています。
錦帯橋、神楽、祭り、人の距離感、自然の在り方…。
岩国は、日本の伝統や精神文化を再確認できる入り口のような存在です。
この会では、そういった伝統的な価値観や精神性を、次の世代へ“今の言葉”でつないでいくことを大切にしています。
ただ守るだけじゃなく、アップデートして、今を生きる私たちの中にもう一度根づかせる。
それが、岩国から日本の精神を蘇らせていく第一歩だと思っています。
2. つながりを通して自分の人生を変える
今の社会は、どこか息苦しくて、自分を閉じ込めてしまっている人がたくさんいる。
「本当はこうしたい」って想いがあるのに、
「でも自分には無理だし…」と心の奥にしまったまま、何もしないでいる。
でも、僕はそういう想いが“もったいない”と思ってしまうんです。
人は、誰かとつながることで、考え方が変わったり、心が動いたりする。
「それ、やってみたらいいじゃん!」って一言をもらうだけで、急に世界が開けたりする。
この会では、そういう“最初の一歩”を引き出すような、あたたかいつながりを大事にしています。
完璧じゃなくていい。自信がなくてもいい。
やってみたいと思ったなら、「できるかどうか」じゃなく「まずやってみる」。
その一歩を誰かと一緒に踏み出せたら、人生は少しずつ動き出します。
つながりがあることで、自己否定から自己肯定へと変わっていく。
そういう変化を、岩国からどんどん生み出していきたいと思っています。
3. 自責思考
どんなことが起きても「自分にできることはなかったか?」と問い直せる視点、
つまり“自責思考”を大切にしています。
勘違いしてほしくないのは、
これは「何があっても全部自分のせいだ」と責めるような考えではない、ということ。
誰かに嫌なことをされたとき、
環境や時代が思うように動かないとき、
外に原因を探すのは簡単だし、そうしたくなる気持ちもわかります。
でも、そこで一歩立ち止まって、こう考えてみてほしいんです。
「自分には何ができただろうか?」
「自分の捉え方や行動を変えていたら、結果は違っていたかもしれない」
「もっと誠実に向き合えていたら、どうなっていただろう?」
そうやって“自分ごととして物事を考えられるかどうか”が、成長できる人の違いだと僕は思っています。
自責思考は、誰かを責めないための姿勢であり、
同時に、自分の人生のハンドルを自分で握るためのスタンスでもあります。
この考え方を持つ人が集まることで、
ただ楽しいだけじゃない、ちゃんと信頼し合えるコミュニティができていくのではないでしょうか。
最後に
この3つの理念は、岩国一万人の会の「軸」です。
どんな活動も、どんな挑戦も、すべてここに立ち返るようにしています。
日本の精神を取り戻し、
人と人がつながり、
誰もが自分の人生を主体的に歩めるように。
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